小学生三年生の息子が悪い点数をとってきた時の対応

のぶの教育

のぶの部屋へようこそ。

中村家には長男小学3年生(2020現在)の男の子がいます。

長男は素直で真面目ないい子に育ってくれているんですが…

時には問題行動もあったりします。

最近はお金をかければ、いくらでも勉強を教えてくれる所はありますが、塾に通う子が多い中、中村家はお家で勉強をみています。

何故なら結局の所、本人が勉強のやり方、テストの解き方が分からないとお金をかけている意味がないと僕は思うんです。

今日は、お金をかけずに勉強ができる。

自力で伸びる子に育てる方法を三回に分けて紹介していきます。

    1. 子供がテストで悪い点数を取ってきた時の対応
    2. 宿題をイライラしながらする子供の対策
    3. どうしたら子供の成績が伸びるか?

1.子供がテストで悪い点数を取ってきたときの対応

長男が漢字テストで30点取ってきた話を例に出します。

小学三年生の長男が、漢字のテストで30点を取ってきた!

よく見たら、半分以降は回答欄をぐちゃぐちゃに塗りつぶしてる!!

テスト用紙は、どうも隠してたようだ…

さ!あなたならどう対応しますか?

悪い点を取ってきた時、頭ごなしに怒ったらダメですよ。

 

あなたも仕事でミスしたとき、理由も聞かず怒鳴る上司がいたらどうですか?

仕事より、上司に腹が立ちませんか?

子供もそういう状態に陥ると僕は思うんです。

だから、子供が悪い点数でも、僕は怒らないようにしているんです。

だから一番大事なのは、まずは子供を怒らない。

次に、大事なのは話を聞く事なんです。

聞き方にもコツがあります。

5つの項目に分けて解説しますね。

①自分の心構え

自分の感情の確認を行う

 子供が悪い点をとって、怒りたい気持ちはわかるが、まずは冷静に…

 あなたの感情をぶつけても子供には理解できません。

 仏さまになったつもりで穏やかに(笑

子供ではなく、一人の人間として相手と向き合う 

 あなたは子供にどうなってほしいですか?

 あなたは子供の指導者です。

 人生の、言わば先輩です。

 あなたが経験してきたことを、これから子供達はしていくわけですが…

 「あの時もっとこうしていたら良かった」

 と、思う事って無いですか?

 僕は、沢山あります。

 僕が苦労して学んだこと。

 むしろ、僕の場合人生の半分以上が苦労ばっかりでしたw

 だから、自分の子供には、同じ苦労をさせたくない。

 子供には自分の時より、もっと豊かで輝いた人生を送ってほしい。

 つまりこれは「自分の経験や体験を声を子供に伝え、より良い人生を送ってほしいというミッション」なんです。

 その為には、「勉強しなさい。これくらいわかるでしょ」っなんて説明責任から逃げる言葉はNG。

 アナタも子供の時にこんな事考えませんでしたか?

 「そんな事怒鳴って言わなくても、落ち着いて、説明してくれればちゃんとわかる!!」って。

 子供だって一人の人間です。

 子供は大人が思ってるより、ちゃんと僕たちの言う事分かってますからね?

 だからこそ、子供を子供扱せず一人の人間として、冷静に話してあげないと、伝わるものも伝わらなくなります。

どんな内容でも絶対に怒らない。 

 子供に「何でも話してもらいたい」って思いますよね?

 それなら、ココは凄く大事。

 子供って「怒られる」とか「まずい」と思ったら、隠したくなるんですよね…

 でも、怒ったらダメです。抑えてください!

 アナタは今試されてるんです。

 どんな事を言っても、「アナタは怒らないか?」

 という事を試されています。

 「どんな内容でも受け入れる」

 これが大事なんです。

 これが出来ると、子供から「何でもちゃんと話を聞いてもらえる」という「信頼」をしてもらえる様になります。  

結局…「テストの点数が悪いとか大した事じゃない」 

 最終的にはテストの点数って問題ではないんです。

 人生テストが悪いからと言って死ぬ事はないし、生きていけないわけでもない。

 大事なのは、テストを通して自分は子供に「何を伝え、教えたいか?」って事。

 自分が伝えたい事をイメージして、子供とコミュニケーションをとっていきましょう。

 

ここをはっきりしないで子供と向き合っても、アナタは又「怒る」という行為で子供を抑え込んでしまうでしょう。

結果、子供との信頼関係を損ねる可能性があります。

子供に伝える自分の心構えが出来たら次に進みましょう。

②空間作り

子供と二人で話せる空間を作る

 言うまでもなくガヤガヤしたところ人がいっぱいいるところでは、落ち着いて話はできませんよね!?

 家の中でもなるべく二人で話せる場所を選んでください。

「今からまじめな話。大事な話をするんだ」

子供自身にも、そういった心構え。

「話す準備・聞く準備」を持たせることが出来ます。

③聞く

どこに興味をもつか?

僕は長男の解答用紙を見て、「点数よりなぜ回答欄をぐちゃぐちゃに塗りつぶしたのか?」っていうその時の長男の心理状態に興味をもったんですよね。

「なぜこういう事をしたのか?」、テストをしている時の、心の変化やありかたを子供に訪ねてみましょう。

対策

テストの時の気持ちを聞いてみたら、次は「どうしたら、そうならなかったか?」という対策を聞いてみます。

とにかく自分で考えて、自分で答えを出させる事が大事です。

④自分の気持ちを言う

ここまで出来たら、最後は親として自分の気持ちを話してみましょう。

僕の場合は、「テストを作った先生の気持ち」と、「長男が解答用紙に行った行為に対して先生はどう思ったか?」という他人の気持ち。

そして、長男ならきっと今回の事を克服出来るという事を伝えてあげれば、子供は理解を示してくれるでしょう。

最後に

いかがでしたでしょうか?。

話し合いで大事なのは「子供にいう事を聞かせる」命令ではなく、

「お互いの腹を割って話し合うコミュニケーション」になってるかがキーポイントです。

結局、親が出来る事はサポートと、ちょっとした橋渡しだけです。

そして、聞く事をしっかり聞き、話す事を話したら、あとは子供を信じて見守るだけ。

受け止め方は子供次第でしょうが、ちゃんと話を聞いて良い方向に導いてあげましょう。

 

次回は「宿題をイライラしながらする子供の対策」ついてお話したいと思います。

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